はじめに
わたし、最近、楽しくなくても笑えるようになりました。
決してスレた意味ではなく。
今日は笑顔が超コスパいいよって話をします。
対象者はこんな方々
- 楽しくないのに笑えないわ!て人
- 怒ってるの?てよく聞かれる人
- コミュニケーション能力を高めたいけどどうやったらいいかわからない人
スマイル0円は安すぎ
私は毎朝、お化粧をした後にやることがあります。
それは鏡の前でニコッと笑うこと。
口元だけ笑うんじゃなくて、目元までくしゃっと細めて笑います。
最初は単に練習のつもりでしたが、ひと月もやると色々な効果がわかって、日課にしました。というより、せざるを得なくなりました。
笑顔は私の武器であり、モチベーションコントロールの方法であり、コミュニケーションツールの一つです。
スマイルのコスパは本当に良くて、0円で出来るのに、凄い効果があるんです。
あなたもやれとは言いません。ただ、知ってもらいたくて書いています。
私はこんな効果があるって知らなかったから。知ってたなら教えてよ!と思ったから、書いています。
笑顔の効果
楽しいから笑う:正解。笑うから楽しい:正解。
これがすごい。笑うと楽しくなるんです。
「楽しいから笑う」もちろん正解です。
でも、「笑うから楽しくなる」ってのも案外無視できません。
こんな仮説もあるみたい。仮説だけど。
じゃん!表情フィードバック仮説!
行動が先でも感情が動くというのは、私はけっこう日常生活で使っています。自分が無意識に感情と紐付けて起こす行動を覚えておいて、その感情を引き起こしたいときに行動をスイッチとして使うんですね。
今回は笑顔の話ですから別の機会にまとめますが、たとえば気合を入れたいときには、拳をぐっと握るとか、そんなような感じです。
ですから、笑顔を作ると楽しくなるというのも、毎朝使うことにしています。
だんだん紐付きが強くなるのか、今は笑っただけでやなこととか忘れます。
すごい便利なので、一度使ってみて欲しいです。
実はですね、
楽しく無いのに笑えないのは、私がそうでした。
だから、そういう人がもし居たら、とても気持ちはわかります。
でも、いまは、「これは嘘の笑顔ではなくて、自分を幸せにしてあげるひとつのやり方だ」と思っています。
普段の表情がやわらかくなる
私いつも眉間にしわよってたんですよ。
だからしわがくっきりとついてたんですけど、最近薄まってきました。
きっと、ストレッチで体をほぐしてるような感じなんだと思います。強張った顔と心を朝にリセットしている感じですね。
なので、怒ってるの?と聞かれることが多かったんですけど、ほとんどなくなりました。怒ってないのになぁ、と思ってたけど、単に表情のせいだったんですね。
笑うだけでコミュニケーションの難易度爆下がりする
笑顔の練習とともに絶対に頑張ってやっていることがあります。
それは朝一発目の挨拶を満面の笑みで行うこと。
ある日、朝ぶすっとしてる人に話しかけたくないなってことに気づいたんですよ。
機嫌どうかな?って思いながら話しかけるタイミング窺いますよね。
それ私に対しては誰もやらないでいいようにしよう、と思って、転職してから朝一発目だけは意識して挨拶してます。顔見て明るめの声でできたら百点、仲良い人には手を振ってみたり。
私は人と話すのが苦手なんですが、こうしていると、周りの人がコミュニケーションとってくれることが増えたように思います。
これまで引きこもってたんだよ、だからコミュニケーション苦手、とうちあけると、信じられない~と言ってもらったりとかもします。
私の会社がたまたまコミュニケーション強者だらけだってオチもありうるんですけど、それだけではないんですよね。
家庭でもパートナーと接する時笑顔を作るようにした日はおしゃべりが捗りますし、外に出て知らない店員さんとも会話がしやすいんですよ。
笑顔によって、私の心もほっとするのはもちろん、相手の心もほっとしていると思います。
実験
Twitterでご協力いただき、実験をしました。
笑顔の私とすました顔の、それぞれ自撮り写真です。
どっちが印象いいかアンケートをとりました。(ポチしてくれた皆様、ありがとうございます)
お答え、じゃん!
この答えが、笑顔めっちゃ効果あるじゃんって物語っていると思います。
「今回の結果はさ、あなたが笑顔が得意だからでしょ?」
違います。得意ではありません。そして、
自分の写真を自分で選ぶときには、おそらく多くの人が笑顔を選びません。
自撮り写真なんかがそうです。くしゃくしゃ笑顔の自撮り、あんまりみませんね。目はぱちっとしていることが多いです。
私の好きな顔もそうで、私個人は、笑顔でない方の自分の顔のほうが好きです。
笑顔の顔なんて、目にシワはあるし、なんか変な感じまでします。
あと、この笑顔よりは、目を開け気味の笑顔の方が好きです。
私は決して、笑顔が得意な人間ではありません。自分の笑顔が好きだとも思いません。もしかしたら、それでも、アンケートに答えてくれた皆様は、私が好きな顔よりも、私が得意でない顔を選んだ。
事実として、必ず笑顔が必要というわけではありません。見せたい自分のあり方によって、最適解は違います。でも、自分の選ぶ自分の好きな顔と相手の選ぶ自分の好きな顔は違いますし、コミュニケーションの場面では、自分の見せ方を相手がどう受け取るかに左右されます。
相手の印象を良くするというシンプルなテーマにおいて、自分がどう思おうが、笑顔がすげえ強いということを伝えたい。そして、コミュニケーションにおいて、印象のなんと強いことかということも合わせて伝えたい。
自分の感情っていうのは自分がよくわかっていますよね。
怒ってないし、不機嫌でもないですね。自分がよくわかっていることは、伝えなくていいと思ってました。
だから、笑いたくもないのに、笑う必要なんてないと思ってました。
そもそもそんなデフォが怒る人なんておらんやん。普通の顔でよし。と。
でも違うんです。言葉以上に表情は、伝えなければ伝わりませんし、伝えたときの効果が絶大です。
他人は自分の顔をよく観察してきます。その人の様子を判断するまず第一の要素は、表情です。
それに気づいたのは、笑顔を作るようにしたあとでした。
たとえば、メラビアンの法則というものがあります。
感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87
ちょっと一部が抜き出されて「見た目が大事!」とかざっくり言われることもありますけど、話をするときには、内容と同時に表情やボディランゲージも取り入れると伝わりやすいってことは肌で感じます。笑顔はその最たるもののうちのひとつで、「あなたを敵視していない」というメッセージを伝えられて、場に「ほっ」とした空気をもたらすことができるものなのかもな、と思います。
自分の気持ちも上がるし、コミュニケーション難度も下がるのなら、試してみる価値は十分あります。コミュニケーションにテコ入れしたい方、印象を良くしたい気持ちがある方、もしこれを知らないでいたのならば、是非一度、口角を上げて、目を細めてみてください😊
それでは、今日はこんなところで。