終わりから考える:今すぐはじめる自分になるために

なぜか先延ばしにしてしまう

やらなきゃいけないことはたくさんあるはずなのに、すぐ先延ばしにしてしまう人って結構いるのかなと思います。
やらなきゃいけないことだけならまだしも、本来やりたいこととかでも、結構理由をつけて先延ばしがち。
例えば、

  • まだ準備できてないから、できてから派
  • 明日できることは明日やる派
  • つい目の前のスマホ見ちゃう派

で、なぜ人間先送りしちゃうのかって色々理由はあるらしいんですよね。でも今日はその理由はどうでもいいからなんとかして今!

今!スマホをおいて!立ち上がる!

そういう心理になりたい人向けに、考え方のヒントになるかもしれないと思って自分のお話を。

1:いつまでも人生続くと思うな

って言っても難しい話だとは思うんですが。期限切るのって行動起こすためには有効なテクニックらしいんですけどね。
私はもうちょっと大きい話をします。

人生ってあと何年あると思いますか。

なんかあんまりこういうのって実感湧きにくいですよね。
10代、20代とかだと全然湧かないと思います。
寿命から考えてもあと6~70年くらいありそうって思うと、全然ぼんやりしちゃうんですよね。

私は30代なかばですけど、ある時急に人生の終わりを意識しました。
6~70年くらいあるかなって20代の頃は思ってたんですけど、唐突に、いや死ぬまで今と同じ全力で動けるわけ無いやんって気づいてしまったわけです。
10年から、もしかしたら20年、もしかしたら30年くらいは、体の不調や人生の節目などでもっていかれるかもしれないわけですね。

人生短くない?

って思ったんですよ。そりゃそうですよね、60年あると思ってたらあと30年位しかないかもしれないと思うと。人生の1/3くらい生きたと思ったら、何かを元気いっぱいでやれる人生ってくくりにしたとたん2/3過ぎたことになってるんですよね。

ていうかもっと正確にいうと明日が元気である保証なんてどこにもないわけです。

この辺に気づいたときから急に焦りました。

焦りや不安は人を突き動かす

安心して先延ばしにできるのは、明日や未来がふつうにやってくることを信じていられるからです。

あなたがもし本当にやりたいことがあるなら、それに使える時間をざっくりとでも把握してみると、案外残り時間がないことに気づけるかもしれません。

2:1日先送りにすれば1日減る

この考え方をしてる人ってお金の使い方もうまいだろうなーと私は思ってるんですけど、たとえば何か買い物をするとしましょうか。
今日は買うのをやめて、明日に先送りにするってことは、人生でそれを持ってる時間が1日減ってるってことに気づいていただけると思います。

決して衝動買いを推奨しているわけではなく(笑)

これ、何でも同じで。何か経験をすることを1日先延ばしにしたら、人生で「それを知ってる自分」が1日減ってるんですよ。
1日先送りじゃピンときませんか?
じゃあ、1週間先送りしてみましょう。1週間減ります。
1年先送りしてみましょうか?1年減ります。

やばくない?

先送りにする対象によりますけど、今はまだ準備が出来てないから走り出せないとかって軽率に来年に先送りすることが本当にいいのかどうか、もう一つ視点をプラスして考えてみるのは良いと思います。

3:先送りにするとコストが倍増することもある

たとえば今すぐできるタスクを思いついたとしましょう。
今すぐやれば10秒で終わるとしましょうか。

でもめんどくさい。後でやろう…

この場合、あとでやっても同じ労力で終わると思いますか?
終わると思っていたら甘いです。

まず、後まで覚えていないといけない。
後まで覚えた後、思い出さないといけない。

これ相当コストかかってると思います。思い出せて実行できるならまだよくて、「なにかしなきゃいけなかったけど、なんだったっけ?」とか、「今日のうちにできなかった…(グズグズ…)」とかなってしまうと余計コストかかってます。損でしかない。

Todoリストを上手に使える人なら問題ないですが、めんどくささから後でやる人がTodoリストをその時に立ち上げるだろうかっていうとまた別の話かなと思います。

結局、できる時にすぐやるのが一番オトクなんだと思います。

それでは、今日はこんな感じで!

Profile

Xiuca

神奈川県で夫・ねこ・ねこと暮らす38歳。

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