体型改善で学んだことが人生に応用できることに気づいた話

はじめに

体型改善をしていくなかで、自分が大事にしているのが「気づき」です。

一時的な変化という場合を除いて、大きく自分の体型が変わった場合、それが表すのは生き方そのものが変わっているってことです。
今の自分の体型は、ここ最近の自分の生活が如実に現れていますからね。

生き方が変わるってことは、その最中、頻繁にブレイクスルーが起きてきてるってことだと思うんですね。

今の自分から全く別の生き方をしている自分を想像してみてください。

それがいいほうかわるいほうかはどうでもよくて、今の自分と別の生き方をしている自分の間には長い道のりや壁があるはずです。そうでなければかんたんに生き方を変えられていますからね。
だからブレイクスルーが起きている。それが私にとっての「気づき」です。

つまり変わる上で「せやったんか…」と気づくこと。

今まで簡単に流していたり、知らなかったこと、気づかなかったこと
たくさんありました。
そしてその気付きというのは、他のことにも応用できることが結構多いな~って今は思っています。人生変える上での気付きだったんで、当然ですね。「カツオってタンパク質多いやんけ」ってレベルの気付きでは人生変わらないからね。
今日はそれをアウトプットしに来ました。よろしくおねがいします。

気づいたこと一覧

一番最初が一番大変

自転車はこぎ始めが一番力使うって言いますね、それのことです。
未経験のことをはじめたりとか、自分の習慣と逆のことをするとか、要は「慣れないうちが一番たいへん」ですよね。
これってすっごく当たり前なんですけど、案外わかってないです。

そう、つまり、「そこ抜けたらめっちゃラク」ってことに気づいてないんです。

食事管理なら最初は記録をつけますよね。慣れないから大変で、めんどうです。
運動ならトレーニングを家で行ったり。慣れないからやりはじめるだけでおっくうですよね。
ジムに行きたい。でも人の目が怖い。だってどんな人がいるかわからないし、自分の体型にだって自信がないから、何思われるかわからない。

これらすべて、慣れた後にはどうなるか、お伝えします。

まず食事の記録は呼吸レベルに簡単になります。
なんなら感覚が養われ記録自体が不要になります。
トレーニングはトイレ行くレベルの行動なので全然大変じゃないです。
ジムの人、みんな自分しか見てね~~~~!!!!ってことに気づく。

慣れたらラクって知ってれば、慣れるまでの期間だけが大変って知ってれば、つまりゴールが見えてればなんとなく頑張れる気がしませんか?

それでも人はなぜか挫折します。はじめたての、大変なときに。それを防ぐには、今が一番たいへんなだけだと理解することです。

または、こう考えてみてはどうでしょうか?

「なんかずっと慣れないこと続きで大変…」
「あっ!私いろんなこと今変わってんだな」
「な~~~~んだあたりまえじゃ~~~~ん」

慣れるまで大変なのは誰でもそうだと知ること。
ずっと大変なのは、はじめたりやめたりしているから。
はじめたりやめたりしちゃうのは、自分のちからが及ばないんじゃなくて、新しいことが目白押しだったりすることもあるかもしれないですね。

怖いのは先の見えない道、見通しの立たないことです。
見通しの予測が付けば、勇気が出てくることもあります。
一番最初が一番たいへん。ほんとそうだと思います。
ようは新しいことにチャレンジし続けてたらずっと大変ってことですけどね。でも、知っているだけで気づけます。ラクになれます。
違和感や痛みは成長痛なんですよ。

まず、全体像を把握する

これは私がストレングスファインダーで戦略性高めだからかもしれませんが、実はダイエットそのもののコツでもあります。

詳細な手順より考え方を知るって感じです。

詳細な手順というのは、有酸素運動を何分するとか、食事は何をどれだけ食べるかとか、そういう部分です。
考え方を知るというのは、人間の食欲のシステムを知るとか、運動をする理由を勉強するとか、そういう根幹の部分です。

全体像を把握していると、ざっくりとでも決められることが多くなります。
詳細な手順や小さなことに気を取られすぎると、大筋が見えないままだったりします。
先の見えない道のそのまた先の、細かい路地の道筋より、
今自分がどこを向いているのか(=現状の把握)どっち方面に行きたいか(=目的地)を考えるようにしています。

もちろん、細かい路地を一切調べないわけじゃないですよ。
ただ、「方向を知らないうちに路地調べてもよくないかな」っておもいます。
また、全体像を知るというのは、自分の持ってるリソースをどう割いていくかを決めるときにも役立ちます。
自分のほんとうの課題ってどこか。ほんとにやりたいことって何か。
もちろんそこも深堀りするんですが、全体像があっての深堀りだと思います。どこにどれだけリソースを割くかは、全体像があるほうがやりやすい。
ここは、一番時間かけて考えて取り組んでいいことだなって考えています。

失うものと得るもののバランスを考える

よく、食事の方向性を変えるときなんかに陥りやすかったりするんですが…
例えば低脂質メニューから低糖質メニューにスイッチするとか、その逆とか。
もしくは一時的にすこし減量しよう~と思うときとか。
そういう時「ああ、これしばらく食べられないんだよな」って思いませんか?
結構ね、私はそうです。今持っているものを失うことをまず考えちゃう。

でも、できることが新しく増えてるって側面も絶対あるじゃないですか。
たとえば低脂質メニューから低糖質メニューにスイッチするときは、今までなかなか手が出なかった高脂質食品も取り入れやすくなりますね。
減量するときは、食自体の楽しみは減りますが、代わりに体型がシュッとしていくのを楽しめます。

私の場合、失うものよりも、得るものを考えたほうが楽しくていい感じだったんですよね。

これはほんとに人生の他のことでも役立っています。
人生は選択の連続です。つねに、何かを選び何かを諦めています。
選ぶときに諦めるものがあと引くこともあると思います。
熟考していいところだとはもちろん思いますが、諦めるものに頭をとられがちな時、とられてるなって感じた時は、これから得るものを考えると楽しくなるかもしれません。
結局バランスなんですけど、ひとつのことに陥ってぐるぐる考える時
失うものに目を向けている自分に気づいたとき、この選択で何が得られるかな、って考えることは、そのループを抜ける呪文みたいに思っています。

最強のモチベ、それは楽しむこと

なんか続いてる人ってやたら楽しそうですよね。
私も筋トレとか楽しくなってきたから続いたとこ絶対あります。

ってことで、楽しむっていうのは、
継続も、
努力も、
試行錯誤も、
全部含んでる
んですよね。最強すぎる。

楽しいから毎日やるし、楽しいからがんばりますよね。
好きだから考えることすら楽しいことってありますよね。
楽しいは悩みも吹き飛ばすし、時間も吹き飛ばします。
だからもし怖気づいてしまったり、不安や強迫観念が勝ってしまっているときは、楽しさを思い出せることをやるといいです。
一瞬であれこれ考えてたことが吹き飛ぶので。

やりたいことをどうやってみつけるか

「やりたいことがみつからない」というのは、
「いろんなことやってないうちはみつからない」という側面もあると思います。

中身が何餡かわからないあんぱんを目の前に「どれがおいしいかなぁ」って考えてる状態と似ています。

かじってみないとわからないんですよね。もちろん「これはつぶあんですよ」「これはこしあんです」と説明はされるかもしれません。
でも、それ以上は自分が試さなくてはわからないことなんですよ。

つぶあんとこしあん、自分はどっちが好きかというのは食べたあとの自分にしかわからないのですよね。

だから、やってみるの大事です。かじってまずかったらやめていいわけですしね。
噛んでるうちに味でてくるかもしれないですよね。
なんか、たまにあるよね、何回か食ったらくせになってくる系のやつ。

やめていいし、続けていい

やめる勇気でも書きましたが、今こうして文章を書いていたら再確認しました。

この先どうなるかわからないから今にしがみつくことって誰でもあると思います。だから、やめてみないうちはずっとしがみつき続けてしまう。やめてみてはじめてやめる選択肢が私はうまれたなあ、って思い返しました。

やめてみないと、自分にやめる選択肢があったことがわからなかったですね。
おなじようにかじりついた先の選択肢もきっとあるんだろうなって思うから、かじりつける自分にもなってみたいなあとも思っています。

色々出来た上で「今どうするのか」を決めたいものです。

動機づけは本能に従う

よく、人間は、強い欲望を押し殺そうとします。
そして、理性で固めた理屈をインプットしようとします。
それはそれで構いません。ただ、強い欲望を無視するのは、やめたほうがいい。

強い欲望は、自分にとっての推進力です。
うまく動機づけと組み合わせれば、強固なメリットの紐になります。
自分のコンプレックスを解消しようとせず、今やりたいことに紐付けられないか考える。
要は使い方、考え方です。
大きくて早い車は細かい路地の住宅地では走りにくいですが、
広く長い道を進むには便利ですよね。

ふと気づいたことをきちんと応用する

このように、一つのことをやり続ける上で気づいたことは、わりと人生の他のことに応用することができます。
なにか気づいたことを応用できるのだとしたら、別の道で気づくまでの時間をショートカットできたと考えるとめちゃくちゃ得ですよね。

これからもいろんなことに応用していきたいなと思います。

それでは今日はこんなところで。

Profile

Xiuca

神奈川県で夫・ねこ・ねこと暮らす38歳。

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