「何もする気がおきな~い」
この言葉に代表されるように、私たちは通常、その気になってから行動をすることが多いです。
そのため、何かを始めた私たちはよく、モチベーションを上げる方法を考えたり、やる気が降ってくるのを待ったりしています。
気持ちがあると行動できることを知っているからです。
逆に、気持ちが萎えたらつられて何も行動をする気がなくなったりもします。
だから、通常は頭が先で、体がついてくるものだという認識のことが多いです。
思考してから行動する
心のとおりに表情を動かす
脳が指令を出すから、体が動く、みたいな感じですかね。
心が体を連れていき、体も心を連れていく
今の所の私の結論としては、心が動けば体が動くのはもちろん正解です。
そして体も動けば、心もまた動くというのがもう一つの正解だと思っています。
笑顔のコスパの話でも触れましたが、行動することで心が変わることはよくあります。
どちらが先か、後か、という話は、実はナンセンスなのかもしれません。
実例:ちょっとでもやり始めるとやる気がでる
掃除や筋トレなど、なかなか腰が上がらない行動でも、ちょっとだけやるとやりはじめられる…など、
「まずは少し行動をしてみることで私たちの心を刺激して動かす」というようなテクニックがありますね。
実例:ガッツポーズは力が湧く
よっしゃ!のポーズをしてみてください。
ちょっと力が出ますよね。よし!みたいな。
自分がやる気を出したい時の決めポーズ、ちょっとしたものでいいんで、設定して使ってみてください。何回か紐付けるとうまく動いて行くと思います。
スポーツ選手とかも決まった行動してたりしますよね。あれも同じような感じかなと思います。
実例:きっつい筋トレで思考がリセット
これは体が心を連れて行くいい例だと思います。
重たいもの持って頭が一旦空っぽになると、さっきまで泣くほどしんどかった悩みとかを一瞬忘れたりできるんですよね。
これに気づいてしばらくは、筋トレという行動で心を連れて行く練習をしてました。やる気がでなくても、筋トレしたら楽しくなるから、大丈夫!という、ちょっと危ない中毒症状もありました(笑)実際きっつい筋トレでなくても、軽いお散歩でも、効果はありますので、ぜひ。
体よりも心よりもさきに手を加えられる「認知」
さて、心か体かどっちなの!?って話題で始まったはずですが、ここで第三の要素を投入します。それが認知。
認知、認識、ようは「捉え方」ですね。
心を叩き直すのは大変なことですが、捉え方を変えるのは案外簡単で「知る」だけで良かったりします。
捉え方の実例については書いていたら長くなりそうだったので別記事にするとして、世の中ではそういった捉え方…その中でも、主に私たちが起こしてしまう「思い込み」のことを「バイアス」と呼びます。
どんな種類があるのかな?と知るだけで気づける効果があるので、気になる人は色々とぐぐってみると良いかと思います。
捉え方を変更するとどうなるか
一言で言うと、心と体をコントロールしやすくなります。
魔法みたいですよね。
でもたとえば私たちが動けない理由の一つに「失敗が怖い」というものがあったとして、「失敗が怖い」が捉え方です。
捉え方の変更で「失敗が怖くない」とか「むしろ失敗したい」となれれば、動けない理由が一つ消えますよね。
やるのもやらないのも理由付けに振り回される事が多いので、理由をコントロールすることってつまり、心や行動をコントロールすることになるんですよね。
ごちゃごちゃ考えて動け
ごちゃごちゃ考えず動けぇ!なんてアドバイスもあったりしますが、私はごちゃごちゃ考えてもいいと思っています。何を考えるかに気をつければ、考えることは立派な武器になりますからね。
それでは今日はこんなところで。