こないだ「オンラインでオフ会やりました」っていう謎報告聞きました、ハロー。
最近カメラ買いました
5月くらいに。
最初はMacBook Pro デフォルトのカメラを使ってました。
でも地味に困るのが、メインモニタ使うと斜めの視点になってしまうことだったんですよね。会議中は議事録をとったりすることが多いので、メインのモニタでメモをとっているとそっぽむいてるみたいになっちゃう。
それで、ほしいと思っていたときに丁度出ていたこれを買いました。
1080p/60fpsで1万円切っていてとても良かったです。あと、USB-Cでつなぐスタイルも嬉しい。
それでね。
私これまでWebカメラって欲しい物リストに入ることもないような位置づけだったんです、備え付けがあればそれでいいんじゃないの?って思ってた人ですから。
買うに至ったのは結構な心境の変化がきっかけだったので、今日はそれを話します。
オンラインが日常になりはじめている
随分ながく続いているような気がする「コロナ禍」において、私たちはオンライン上で人と接する機会が格段に増えましたね。
ビデオ会議が、すでに日常となっている人も多いでしょう。
私にとっても、この急速なオンライン化というのは自分の認識に変化をもたらしています。
まずひらたく言ってしまうと、オンラインとオフラインを長らくわけてきた自分でも、その境界が薄くなりました。
具体的には、オンラインで名前や顔を晒すことへの抵抗が減りました。(インターネット老人会の人間なので、これまでは少しくらい分けてはいました。)
冒頭で出落ちみたいに使ったけれど、オンラインでオフ会、なるほどな、とも思ったりします。
環境の変化、気づいたこと
会社はといえば、このご時世以前から大半の業務をリモートワークで行っていて、また私の目から見るとミーティングを非常にこまめにやっているように見えています。
そしてオンライン会議へたくさん参加するうちに、自分の中にオフラインとは違った「印象」が生まれていることを自覚しました。
オンライン、画質と音質めちゃくちゃ重要
オンライン会議を何回かこなしていくうち、自分の中に蓄積していくある事実がありました。
それが「印象」。
オフラインではめっちゃくちゃ褒められた超やさしいとかめちゃくちゃに叱られたとかでない限り、仕事上出会う人に明確な印象を持ってこなかったんです。
それがオンラインでは結構頻繁に印象を持っていることに気づきました。特にいい方が顕著で、「あー今の人の話聞きやすかった」とか「画質よかったな」とか、そういう部分なんですよね。
考えてみればオフラインのミーティングは画質音質関係なしだし、たいてい相手とまっすぐ目線が合いますから、普通にしていれば問題ないわけです。
けれどもオンラインでは、カメラの角度や画質音質、意識しなくては「まるで目の前にいて喋っている」ようにはなりません。
そこが結構違いを生んでいるのかも、と思いました。
最後のひと押しは「いいもの」を知った事
オンライン会議の経験だけで言うならば、前職であってもそれなりに回数はありましたが、それだけでは「備え付けでいいのでは」は拭えませんでした。
それが「うわ画質いいと全然ちがうわ」「音質いいのすごいわ」と思うに至ったのは「良いカメラ使ってるひと」「良いマイク使ってる人」と話したからですね。いわば最後のひと押し。正直いい画質いい音質でニコニコ喋ってくれたらまずまず悪い印象持ちません…。
本当はテキストベースの時代から言われてきたこと
昔から、インターネットでのマナーといえば「画面の向こうには人がいます」みたいなことが最初に言われていました。
感情が出づらい文章だといさかいが起こりやすいとか、よくありました。人どうしが会話するとき、言葉だけではきっと不十分になりやすいんですね。
やっぱり喋っている時に、相手の反応なんかも見ながら喋っていますから、対面にある程度近いと、そこのストレスが減って「話しやすぅい!」となるんですなあ。
そこで音質画質というのは、いわば情報量を増やしていることになるので、相手の推し量る・判断する回数を減らすことにもつながります。
会話に自信がない人が、しかし会話をしたいなら
さて、私は、「会話」に自信がありません。
苦手意識はないですが、うまいか、下手かでいうと下手だと思っています。
だけど人と会話がしたいのです。おしゃべりも楽しみたいし、仕事であればお互いに気持ちよくお仕事をすすめるために円滑なコミュニケーションをとりたいわけです。
印象の下駄をすこしくらい履きたい
そう、自信はないから、せめて他の部分のせいで印象をマイナスにしたくないんですね。
私が笑顔のコスパ について気づいたとき、これはほんとうに自分にとって必要だと感じました。
プラスに働くからではなく、マイナスを防ぐために。
参考として、笑顔については、中野信子さんの記事を読むとわかりやすいです。
見た目で判断してしまう脳の機能を明らかにした実験には続きがあります。見た目の点数があまりよくなかった人も、笑顔になると容姿がよい人が与える結果とそれほど差がなくなるんです。だから、もって生まれた容姿に自信がなくても落胆することはありません。
https://www.vogue.co.jp/lifestyle/article/2020-02-15-nobuko-nakano-interview
わ、わかったよ中野さん…オイラ笑うよ…
ただ、持って生まれた容姿については、自分に自信がないとき、笑顔を作るのに抵抗を感じる人も多いのでは?と思わないでもない
なにはともあれ、そういうことだから、どうやら笑顔は「とりあえず印象を少しでもよくしておきたい」といったとき、ほぼほぼ必須なのだろう、と思ったわけですね。
その中で、手っ取り早く環境をよくできたのが、カメラだったというわけでした。
オンライン会議は人それぞれだしな
そもそもオンライン会議についてはいろんな感想があります。
- 疲れる
- 楽
- 移動時間ないから詰め込みすぎる
- 移動時間がないからいい
だから私の「オンラインってオフラインよりむずくね」って感想の逆で、「オンラインちょろ!」っていう感想だってあるはず。
各々がどういうスキルをもっていて、そしてそれ以前にどういうことをオンライン会議に期待しているか、とか、仕事についての心持ち、とかでも感想はさまざまでしょうね。
少なくとも私は、少しでもうまく会議をすすめていきたいので、ちょっとしたことで解消できることはどんどん解消して、その分時間がかかること(会話自体の練習とかね)に注力したいなって思ったということでした。
来年くらいには「こんなこともおもっていたよね」とか思っていることでしょう。