ダイエットをする上で、私の意識をガラリと変えた1冊があります。 この本があったから、最初の頃を乗り切れたといっても過言ではないし、今でも何度も読み返します。 ダイエット以外にも参考になることがありますので、今日はその本をご紹介させてください。
「スリム美人の生活習慣を真似したら1年間で30キロ痩せました」
著者:わたなべぽん
「何を食べる」「どう動く」ではなく「どう生活する」という視点
著者のわたなべぽんさんは、人生最大の95キロをマークした日からダイエットをします。 ダイエットをしている人の日記を見て「スリム美人と同じ生活をすれば、私も自動的にスリム美人になれるってこと!?」ということに気づきます。その気づきをもとにダイエットを開始する…
という本です。
正直、ダイエット前に読んだときにはこの「生活を先取りすれば自分もそうなるのか!?」という部分に関しては「さすがにそれはないんじゃないか(笑)」って感想を持っていました。
しかし、ダイエットからの体型改善を経験した今あらためて読み返すと、「ダイエットってつまりこういうことだよ!」と思います。
ほんと、何を食べてるかとか日々どう運動してるかより、全体としてどう生活するっていう視点、重要ですよね。
想像ではなく、実際の人間を観察している
特にすごいと思うのは、「スリム美人の生活」の実態をきちんと調べていることです。
食習慣から、ストレス解消法に関しても、妄想や想像ではなく自分の周りの人間を観察し、時にはアンケートをとり、しっかりと分析しているんです。
それを「おデブさんにありがちなこと」「スリム美人にありがちなこと」といってイラストにまとめているんですけど、このあるあるがとても面白いです。
めっちゃ当てはまります。
カロリーとかの話がほとんどなく、体型は服や鏡を見ながら判断
この本のなかで、わたなべさんはカロリーがいくつで、PFCがいくつで…みたいな話をほとんどしていません。体重をはかり、ときには服を買い、鏡をみて体型を判断しています。 そして、どんな自分が理想なのか?を丁寧に考えています。
体型に限らず、どんな服を着ているか、どんな振る舞いをしているかまで、最初にしっかりと想像しています。
その上で、かっちりしていないけれども、実に美人らしい行動計画を立てます。
もちろん、理想の自分はイラストにして、目標は冷蔵庫に貼る…。
ロールモデルの設定、自分の理想をといかける目標の立て方、目標を常に見えるところに貼る… 確実に成功する黄金パターンを地で行っています。
失敗・気づき・改善
しかしながら実際のダイエットとなると最初から最後までうまくいくわけではありません。 わたなべさんはうまくいかないことや壁に何度もぶち当たります。 しかしその度必ず気づきを得て、改善をしていっています。
その姿がとってもポジティブで素敵!
自分にとってのダイエットの「敵」を排除するのではなく味方につけていくすがた、見習いたいですー。
何度も読み返せるバイブル
このレビューを書く前にもう一度読み返したんですが、可愛いイラストと丁度いい分量でサクッと読める一冊です。 私はこれで痩せましたといっても過言ではないと思います。
気になった方はぜひ読んでみてくださいね!
それでは今日はこんなところで。