クリフトンストレングス(ストレングス・ファインダー)を受けました

クリフトンストレングスとは

クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)とは、簡単に言うと、 アメリカのギャラップ社が行っている、「強み発見」ツールです。
オンラインで200問弱の質問に答えることで、自分の強み傾向がわかるというものなんですね。
無意識化で行われる思考・行動・感情パターンなどのことを才能と定義し、それを34の資質として言語化・分類しています。
最近、「クリフトンストレングス」と名前を変えてリブランディングしたそうです。

就職試験などで、質問に対して「そう思う」「そう思わない」などの5段階で回答して適性をみるテストがありますが、質問の内容としてはあれに非常に似ています。

どうやって受けるのか

ざっくり3つあります。自分にあった方法で受けてみてください。

  1. シリアルコードがついた本を買う
  2. オンライン上で受ける
  3. アプリで受ける

シリアルコードがついた本を買う

現在シリアルコードがついた本は以下の2つ。

注意!中古は買わない

絶対に中古・古書店では購入しないでください。コードの使用は1度きりなので使用済みコードの可能性が高いです。

私は「 さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 」のほうを購入しました。コードと共に34の資質について説明がある本でした。特に書籍の所有欲がなければ、資質に関してはオンラインでそこそこ確認できるので必須でもないです。

オンライン上で受ける

公式サイトでアクセスコードを購入して診断を受けることもできます。

  • TOP5のみ
  • すでにTOPは診断していて、6-34の資質を見る場合
  • 最初から34個全部の順位を知るためにテストを受ける

TOP5を知ってあとから全部開放する場合が一番高くつきますね。私はそのパターンでしたが、最終的に全部見たくなりそうな人は最初からすべての方を購入しましょう。

アプリで受ける

アプリで購入から診断まで受けられます。インストールは無料です。

テストの印象

1問1問制限時間があって、制限時間をすぎると強制的に次の質問に移ります。なので結構スピーディー。

その割に、設問が結構抽象的!!

直感的に選ぶんですが、私は結構実際の生活の場面に落とし込む時間が必要でした。でも難解というほどではないかな。

テストが終了するとすぐに結果が見られます。私の強みと弱みをご紹介。

TOP5(強み):とても自覚がある。すごい。

TOP5は「あ、これ自分だな」って思えると思います。
タイトルを聞いてそう思わなくても、内容を見ると「自分だ…」となります。

今いる会社では、全員がストレングスファインダーを受けていて、本人の意志により社内に公開されている分については誰でも見られます。面白いのは、自分のこともそうですが他人のことも「わかるなあ」ってなるあたり。

学習欲:学ぶことを楽しむ資質

知らなかったことを知っていくプロセスを楽しむ資質です。戦略的思考力という分類になります。

内省:物事を深く考える資質

こちらも戦略的思考力の資質、内省。自分の知ったことに対して深く考え、自分の腹に落とし込む特徴があります。

収集心:情報を集める資質

これも戦略的思考力の分類。わからないことがあると間髪入れずにググるタイプです。

個別化:人それぞれだよねっていうポリシー

これは人間関係構築力に分類されます。一人ひとりの個性に目を向けたり、見抜くことに長けている。

最上思考:よりよくを目指す向上心

これは影響力の分類。何かを極めたいと思ったり、良いところを伸ばすために向上心を持つ資質です。日本人の3人に1人は持っているそうですよ。


好奇心が結構強いタイプだと自覚しているので、この結果はすごく納得。個別化については、ごく最近獲得した資質のような気がしますが、ここまで強く出ているのは意外でした。
それでは弱みの方も見てみましょう。

WORST5(弱み):自覚がありすぎる。すごい。

ほんとすごいなと思ったのは実は「弱み」のほう。説明を読むたびに、「これは私じゃない」と感じることが多かったです。

回復志向:ものごとを本来あるべき姿に戻す資質

実行力の資質。仕組みであればその問題点、人であれば足りないところを見つけるのが得意。見つけると解消に向けて動きたくなるタイプ。

共感性:他者の感情がわかってしまう資質

人間関係構築力の資質。他人の感情に共感する資質。

公平性:特別扱いを嫌い平等を大事にする

実行力の資質。個よりも全体の利益を優先するタイプで、個の違いを認識しているからこそルールが必要と考えるようです。

競争性:競争に勝ちたい

影響力の資質。勝負事、競争には必ず勝つことを目指すタイプ。

調和性:対立を嫌い、波風を起こさないように振る舞う

人間関係構築力の資質。自分の意見を出して場を乱すくらいなら相手に合わせる能力。調整役が得意。


順位が下るにつれて「これは私じゃない」「無さがすごい」と自覚できるのが面白かったです。特に「競争性」に関しては皆無です。どちらかというと強みよりも弱みのほうが実感が強いですね。

私の感想

周りの人間にこの結果を見せてみたら割合あたっているようです。特に普段からよく接している人には「怖いくらいあたってる、何そのテスト」と言われたくらい。

自分でも自覚として好奇心が強烈なタイプというのがあります。つよい学習欲のもとにさまざまな行動の動機が生まれている、つまり興味を持ったことについては知りたくなります。
内省が強いと一人で移動する時間が苦ではない、とかもまさにそのとおり。
収集心は最初ピンときてなくて「別にコレクター癖はないけどな?」と思ったものの、情報となると話は別でした。

…などなど、資質について読み込むと色々と面白いことがわかります。

上位10くらいまでは十分使っている自覚がある

TOP5までが自分のすべてというわけではなく、上位10個くらいまでは優位に出てくる資質のようです。
34個すべての分類の分布を見るのも面白いですよ。
例えば私は上位10までの間に戦略的思考力の要素がほとんど出てきています。逆に、人間関係構築力はすごく低い。納得します。

組み合わせで弱点を補う

その他特に納得したのがこの点。
私は適応性については低い順位でした。しかし周りからは「えっ適応性むしろ高くない?」と言われる事が多かったです。
自分としては「そこまで高くないよ」と思っていたのですが、これは私の資質の10位以内に入っている「戦略性」「最上志向」「着想」がそれぞれ組み合わさって、「不測の事態が起こってもルート切り替えで最善の対応を取ることで適応性が高いようにふるまっている」ということなんだそうですね。

受けてから変わったこと

変わるというか、結果を認識するようになりました。
自分は思考力が強いので、武器として使う=考えを深めることを努力するようになりました。
また、自分の中でなにか行動や思考が生まれたりしたとき「あ、あの資質が強く出てるな」なんて気づいたりします。

まとめ:強みと弱みを知ることは面白い

こんな見出しひとつでも私の特性が出てますね。「知ることを面白がる」

分類の分布による強みと弱み、また資質単体で見たときの強い資質・弱い資質を知ることもそうですが、
資質自体の強みと弱みを知る事ができるのも大きいです。

どんなことにもメリットとデメリットが共存しています。
例えば私の学習欲は、学ぶことに関しては強みとなりますが、プロセス重視のため結果を軽視しがち…
個別化は人の違いを尊重できるけれども、他人から見るとえこひいきととられがち…
そういうメリットとデメリットを把握しておくことで、今後の計画に役立つなと思います。
(戦略性出てる)

興味が出た方は一度受けてみるとよろしいかと。
それでは今日はこんなところで。

Profile

Xiuca

神奈川県で夫・ねこ・ねこと暮らす38歳。

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